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愛染国俊 あいぜんくにとし
山下誠一郎
二字国俊存銘の短刀。 名の由来は、茎≪なかご≫の表、銘の上部に毛彫りの愛染明王像があることから。 愛染明王の加護を信じて突っ走る、お祭り少年。 明石国行の蛍丸に対する過保護っぷりに呆れつつ、蛍丸とは信頼関係にある